日本ウクレレ協会(Nihon Ukulele Association)

NUA少女 日本ウクレレ協会(NUA)
1959年6月1日創設

<< 灰田有紀彦氏プロフィール >>

2017年3月5日 更新


<灰田有紀彦氏が創設したNUA>

灰田氏と山野会長  実弟の灰田勝彦氏とともに「日本にハワイアン音楽を紹介した功労者」の名誉を持つ灰田晴彦 (後に有紀彦と改名)氏は、自らの楽団「モアナ・グリー・クラブ」でリーダーとしてスチール・ギターを弾くかたわら、スチール・ギターやウクレレの普及を目指してアマ、プロを問わず積極的 に演奏法を指導していました。
 その中でも特にアマチュアにとって取っ付き易いウクレレを普及させたいという意思のもとに創設 した組織が日本ウクレレ協会だったのです。

<ウクレレ・ソロを紹介した灰田氏>

オオタサンと渡辺敏治氏灰田氏と渡辺直則氏  それまでは単なる伴奏楽器の地位にあったウクレレが、ソロにも向く楽器であることを認識していた灰田氏は、日本ビクターからウクレレ・ソロのLPをリリースするとともに、当時ハワイにおけるウクレレ演奏の第一人者であったエディー・カマエおよび彼の弟子であったハーブ・オータ(オータサン)両氏をNUAの集まりに招聘し、協会メンバーに彼等の演奏を紹介する場を持ったり、二人の演奏したウクレレ・ソロLPをビクターからリリースさせる等、日本におけるウクレレの地位向上に多大な功績を残しました。

<NUA創立当時のメンバー>

 NUA創立時に参加した主だったメンバーは、灰田氏が1986年の10月16日に亡くなったほかにも、二代目会長山野政光氏、初代理事長河合和彦氏、NUA名誉会員や特別会員の溝口龍太郎氏、渡辺直則氏、山口軍一氏、エディ・カマエ氏などかなりのメンバーが亡くなり、または退会されたため、現存するオリジナル・メンバーとしては、二代目理事長の村上恵一郎氏(現特別会員)ほか数名となってしまいました。

山口軍一氏 エディ氏と灰田氏

<現在のNUA組織>※注 2017年2月現在

 三代目会長の山野政彦氏(2013年6月〜)のもと、三代目理事長の清水睦夫氏と数名の副理事長、および理事とにより理事会が構成されております。そして毎月の例会では基本的に会員が交代で講師となって講習会および勉強会が開催されています。
 名誉会員および特別会員としては灰田氏の長男のアラン・灰田氏、長女の並河佳代氏、清水峰生氏、早川和江氏、ハーブ・オータ氏、ハーブ・オータJr.氏、山下好哉氏、小林正巳氏、レスリー・ヌネス氏、サミュエル・カマカ氏、デイビッド・ゴウムス(ゴメス)氏、ロイ・サクマ氏と錚錚たる顔ぶれです。

※注(会員専用ページには、現在のNUA役員名簿を掲載しています。)

サミュエル・カマカ氏 ロイ・サクマ夫妻 デイビッド・ゴウムス(ゴメス)氏 レスリー・ヌネス氏とジム・ビロフ氏



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